ロコ・ソラーレ石崎琴美がチームから離脱「かけがえのない日々でした」 来季4人体制を発表、43歳で冬季五輪史上最年長メダリストに

カーリング、ロコ・ソラーレの石崎琴美(左)【写真:Getty Images】

石崎「人生の中でも忘れられない、かけがえのない日々でした」

北京五輪銀メダルメンバーが所属するカーリングのロコ・ソラーレは22日、フィフスを務めてきた石崎琴美がチームを離れ、2024-25シーズンから4人体制となることを公式サイトで発表した。

石崎は藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花をフィフスとして支え、北京五輪での銀メダル獲得に貢献。当時43歳で、日本人では葛西紀明を超え、冬季史上最年長メダリストになっていた。

ロコ・ソラーレの公式サイトでは既にメンバーから名前が消えており、「チームからのご報告」とのタイトルの発表では、本橋麻里代表理事の署名で「(2024-25シーズンから)吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤澤五月の4名体制で活動させて頂く運びとなりました。2020-21シーズンより、活動を共にした石崎琴美さんには、チーム一同心より感謝しております! それぞれの道を歩むシーズンとなりますが、更なる飛躍ができるよう、引き続き応援宜しくお願い致します!」と記されていた。

石崎のコメントでは「加入当初は歳の離れているメンバーとやっていけるか不安もありましたが、多くの時間と経験を共有していく中でゆっくり信頼関係を築き、“チーム”としてやってこられたと思っています。ロコのフィフスとして4人と一緒にカーリングと向き合ってきたこの数年は人生の中でも忘れられない、かけがえのない日々でした」と活動が振り返られている。

今後については明らかにされていないが「これからも何かしらの形でカーリングに関わっていけたらと思っていますので、会場などで見かけたときには『ことみちゃん』と声をかけてくれたら嬉しいです! 今後もよろしくお願いいたします」と記している。

THE ANSWER編集部

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