秋田・鹿角市の山林から22日運び出された遺体の身元は行方不明の青森の男性と判明 秋田

秋田朝日放送

警察官2人がクマに襲われた秋田県鹿角市の山林から22日に運び出された遺体はタケノコ採りに出かけ15日から行方不明になっていた青森の男性とわかりました。

鹿角市十和田大湯の山林では18日倒れている男性が見つかり、運び出そうとした警察官2人がクマに襲われ大けがをしました。

男性が倒れていた場所は道路状況や見通しが悪く安全確保のために21日と22日林道ややぶが重機で整備され、22日昼すぎに警察が男性の遺体を収容したということです。

警察によりますと、検視の結果遺体の身元はタケノコ採りで15日に入山し行方不明になっていた青森県の佐藤宏さん(64)とわかりました。

佐藤さんの頭には動物にひっかかれたとみられる傷があり体全体にはかまれたような傷があったということです。死因を明らかにするため23日司法解剖を行う予定です。

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