エアバスA321XLR 大西洋線で運航、今夏にイベリア航空が世界初受領へ

エアバスA321XLR イメージ

イベリア航空は、超長距離型のエアバスA321XLR型機を世界で初めて今夏に受領すると発表しました。冬ダイヤから大西洋を横断するワシントンDCとボストン線へ導入する計画です。

A321XLRは、A321neoの航続距離を延長した超長距離型です。単通路機ながらA320ファミリーで最長となる航続距離8,700kmを実現。従来のワイドボディ機よりも30%少ない燃料消費量で大西洋を横断することが可能です。座席仕様は、ビジネスクラス14席とエコノミークラス168席を設定。ビジネスクラスでは、フルフラットシートや18インチの個別モニターが備わっています。また、すべての座席でUSB-AとUSB-C電源を使用できるほか、無料のWiFiサービスも利用可能です。

なお、イベリア航空は初号機に続き、数か月以内にA321XLRを7機受領予定。長距離路線への投入を計画しています。

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