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梅雨入りを前に川の氾濫を想定して土のうを作る訓練が福岡市で行われました。
作った土のうは災害に備えて備蓄されます。
「線状降水帯の停滞」を想定
福岡市西区で22日に実施された水防訓練には、福岡市の職員など約170人が参加しました。
訓練は、九州北部に線状降水帯が停滞し、室見川が氾濫するおそれがあるという想定で行われました。
参加者は、袋に入れる土の量や砂がこぼれにくい紐の結び方など、適切な土のうの作り方を確認しました。
「イメージして動けること大事」
福岡市道路下水道局 建設推進課 猪俣秀人課長「あらかじめ、起きた時に今後こうするというのを心の中に留めて実際に警報が起きたり大雨が降った時に迅速に動けるようにみんな心の中でイメージして動けるようになっておくことが一番大事」
効果的に浸水を防ぐことができるように土のうを隙間なく積み上げる訓練も行われました。
1000個の土のう市の施設に保管
訓練で作った約1000個の土のうは市の施設に保管され大雨の際の浸水防止に活用されるということです。