好意を抱いた女性に青森県内の30代男性が300万円だまし取られる SNS型「ロマンス詐欺」

青森県内に住む30代の男性が、マッチングアプリを通じて知り合い好意を抱いた相手に、現金300万円余りをだましとられました。

警察によりますと、被害に遭った男性は、自称「奈美」と名乗る女性とマッチングアプリを通じて知り合い、その後LINEでやり取りをし、女性に好意を抱きました。

男性は「スポーツの勝敗に関する投資をやってみないか」と勧められ、4回にわたり159万円を振り込みました。

紹介された運営会社のサイトで利益が出ていましたが、その後なくなり、男性が運営会社に確認したところ、出金手数料を振り込めば利益が戻るなどと言われ、さらに2回にわたって150万円を振り込みました。

男性は、さらに出金手数料を請求されたため不審に思い、家族に相談して被害に気が付いたということです。

警察は、SNSを通じ親近感を抱かせ、現金を振り込ませる詐欺が発生していることから注意を呼び掛けています。

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