マカオ政府観光局とMGMがおもてなしセミナーを合同開催

キックオフセレモニーの様子=2024年5月21日、MGMシアター(写真:MGTO)

 マカオ政府旅遊局(MGTO)とマカオの統合型リゾート(IR)運営企業MGMチャイナは5月21日、「ゲストに格別のおもてなしを」をテーマにしたトレーニングイベントシリーズのキックオフセレモニーを開催した。

 セレモニーはコタイ地区にあるMGM運営のIR「MGMコタイ」併設のシアターで開催され、マカオ政府部門及び各界の代表ら約700人が参加。香港の著名なテレビ司会者を招いての講義なども行われたという。

 マカオ政府旅遊局の程衛東副局長はセレモニーの祝辞において、「マカオおもてなし運動」が昨年(2023年)7月からスタートし、業界とコミュニティ団体の協力により、講義、トレーニングコース、ワークショップ等を通じておもてなしや礼儀作法の重要性を浸透させ、多様な観光客を迎える際のサービス品質を高め、観光都市としてのマカオのイメージを強固なものにしてきたと延べたほか、同局と業界では今年(2024年)第3四半期にも若者を対象としたおもてなし運動に関するショートビデオオンテストを開催予定で、若者らが想像力を発揮してマカオ観光のユニークな魅力を表現することを期待するとした。

 また、MGMチャイナの馮小峰(ケネス・フェン)エグゼクティブダイレクターは、スタッフがセミナーの中から得るものは大きく、学んだ知識を各自の専門領域で応用し、持ち場で格別のおもてなしを提供してほしいと述べた。

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