【夏場所】豊昇龍が大の里に貫禄勝ち 25歳の誕生日を白星で飾り「自分にプレゼント」

大の里(右)を下手投げで下した豊昇龍

番付の違いを見せた。大相撲夏場所11日目(22日、東京・両国国技館)、大関豊昇龍(25=立浪)が新小結大の里(23=二所ノ関)を下手投げで下し、7勝目(4敗)。賜杯レースの先頭を走る相手を引きずり降ろし、看板力士の意地を見せた。

取組後の豊昇龍は「(大の里は)高校の時から対戦している。(相手は)入門してすぐに幕内上位、三役まできた。負けたくない気持ちがある。ここで星を落としちゃいけない。大関として強い相撲を取りたいと思った。豪快な投げ? 気持ち良かったね」と胸を張った。

この日、25歳の誕生日を迎えた大関は「勝ったことは、自分に誕生日プレゼント。25歳になっちゃった。早いな。25歳が、勝って始まって良かった」と笑顔を見せた。

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