京本大我、初の単独主演映画『言えない秘密』でピアノに挑戦!猛練習の日々を回想「家に帰ってからも…」

京本大我、初の単独主演映画『言えない秘密』でピアノに挑戦!猛練習の日々を回想「家に帰ってからも…」

5月21日、SixTONES・京本大我が初の映画単独主演を飾る『言えない秘密』(6月28日公開予定)の完成披露試写会が都内映画館で実施され、主演の京本、ヒロインの古川琴音ら出演者と同作の監督が参加した。

客席通路を闊歩してステージにラインナップした一同。トラウマを抱えた音大生・樋口湊人を演じた京本は、「映画は皆さんの元に届くまでに時間がかかるものですが、丁寧に作った作品をお届けできるのは何よりも嬉しいです。僕らも自信をもってお届けできる素敵な作品になりました」と撮影から1年をかけて完成した本作に自信を覗かせた。また、6月の劇場公開に向けては、「皆さんにどう受け取ってもらえるのか気になるので、劇場公開されてからもエゴサしちゃおうかな?」とニッコリと予告していた。

さらに、オファーを受けた心境については、「最初にオファーをいただいた時は映像の仕事が7年ぶりと久しぶりだったので、ただただ震えました。責任とプレッシャー、不安を感じながらも、素敵な機会だったので受けさせていただきました」と打ち明けた。

湊人と出会うミステリアスな内藤雪乃役の古川は、恋愛映画で初のヒロイン役を務めるが、「この役を私にオファーしてくださるんだという意外性があって、妙にドキドキしました。ピュアな役をどのように自分は演じることができるのか?新しい挑戦でもあると思いました」と新鮮な表情だった。

なお、京本は本作で初めて本格的にピアノ演奏や連弾に挑戦。クランクインの3ヶ月前からピアノの個人レッスンに励んだといい、「僕のピアノは独学で古川さんとはスキルの違いがありました。課題曲も7曲前後あって、それに追われていました。セリフだけでも大変だけれど、そこにプラスしてピアノの演奏もあるので、寝るまでにどれだけの練習ができるのか。撮影現場ではもちろんの事、家に帰ってからも練習していました」と悪戦苦闘した様子だった。

そんな京本の腕前について、ピアノ経験者である古川は、「クラシックをゼロから始められたのに、あれだけ弾けるのは凄い!ショパンの曲はクラシックの中でも難しいのに、ピアノバトルシーンで弾かれていてビックリした。同時期に練習を始めたと思っていたので、いつどこで練習をしたのだろうかと…私よりも早い3ヶ月前と聞いてちょっと安心したけれど、それでもおかしいと思うくらい弾いていました」と類まれなるセンスに脱帽していた。

初号試写後には、自身のXで、「とにかくボロッボロ涙が溢れました」と投稿した京本。「自分の芝居に感動したわけではなくて、ただただ作品が良すぎて、出演した主観ではなく客観的に映画を観に来た人としてボロボロと涙が出ました」とその理由を説明し「皆さんにもグッときて泣いてもらって、僕がボロボロ泣いたのが不思議ではないと、それくらいこの作品が良い映画だということを再確認したい」と集まった観客のリアクションに期待した。

また、本作の内容にちなんで「撮影中に言えなかった秘密」を発表する場面では、古川は、「京本くんの握力が強くて、手を握ってくれた時に私の指の関節がポキポキっと鳴った。口に出しては言えなかったけれど、一瞬“痛っ!”と思いました」とぶっちゃけ。これに京本は、「そのエピソードは取材で3、4回聞きましたが、言うたびに新鮮に話される…本当に申し訳ない」と反省しつつ、「握力が強いのではなく、一つのことにしか集中できないから、お芝居中は芝居に気持ちが入ってしまうと、そのことしか考えられない。カットがかかるのが遅かったらとんでもないことになっていたかも。古川さんが生きていて良かった」とジョーク交じりに照れていた。

最後に、主演の京本は、「平和なキャスト・監督を含めて全員で作り上げた作品で、皆さんとお話する中で1年前の撮影の日々を思い返して、楽しかったなと思えました。“秘密”だけあって驚きも沢山ある、ただのラブストーリーではありません。公開に先立って今日の観客の皆さんの熱量や感想が重要になってきますので、一緒に『言えない秘密』を盛り上げていただければ嬉しいです」と呼び掛けていた。

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