立憲・梅谷議員に3か月の役職停止処分 岡田幹事長「党の信頼を傷つける行為があった」

岡田克也幹事長

立憲民主党の岡田克也幹事長は22日、選挙区内で有権者に日本酒を配った公職選挙法違反の疑いで刑事告発されている同党の梅谷守衆院議員(新潟6区)の処分を発表した。

梅谷氏は今年2月、新潟県上越市で開かれた会合で、地元の有権者に対して日本酒を手渡していたことが発覚していた。

岡田氏は「わが党の梅谷守衆院議員について選挙区内における会合において物品の提供を行っていたとの報道があり、梅谷議員もその事実を認めている」とした上で「いまだ捜査機関の判断を待つ段階であり事態の推移を見守る必要はあるものの、報道から3か月が経過し、党として現時点での対応を決定する必要があると判断した。梅谷議員の行動は極めて軽率であったとことは否めず、党の信頼を傷つける行為であったと言わざるを得ない」とした。

処分は3か月の党の役職停止を常任幹事会で決めた。今後は「党規約第48条第4項・第5項および党倫理規則第4条第2項による処分として、1か月間の党員資格停止とすることを倫理委員会に対し、常任幹事会として提起する」としている。

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