【公演レポ】「n.SSign」、大歓声で豊洲ピットが揺れた! 「n.SSign JAPAN FANMEETING ’Happy &’ produced by ABEMA」

5月15日、ボーイズグループ「n.SSign」が、東京・豊洲ピットにて「n.SSign JAPAN FANMEETING 'Happy &' produced by ABEMA」を開催し、メンバーの魅力炸裂のミッションコーナーやエネルギッシュなパフォーマンスで会場を埋め尽くすCOSMO(ファン名)を熱狂させた。 本記事では夜公演をレポートする。

n.SSign のプロフィール

会場には、平日にもかかわらず大勢のファンで賑わい、開演前から期待感が充満! 開演時間ぴったりに場内が暗転し、メンバー紹介のオープニング映像が流れると、メンバーの名前を叫ぶ声が会場に飛びかった。そして、メンバーが颯爽とステージに登場すると、耳をつんざくような大歓声が鳴り響いた。

メンバーが中央に集まり、会場にハツラツとして爽やかなサウンドが広がると、1曲目に日本デビューシングル「New Star」を披露。明るいメロディに乗せてメンバーの伸びやかな優しい歌声が会場に響くと、ファンが持つペンライトも激しく揺れ、ボルテージは一気に上昇した。
歌い終わり、カズタが「みなさん、盛り上がっていますか!」と投げかけると、さらに大きな歓声が上がった。

熱気に包まれる会場に司会者の古家正亨が登場すると、林美桜アナウンサーを先生として迎え、テレビ朝日のYouTube番組「動はじK-POP学校 HAPPY & 文化祭!」のコーナーへ。ここでは、「n.SSign」の魅力をアピールする「ミスターn.SSignコンテスト」が行われた。しかし、ただ魅力をアピールするだけでなく、モデルウォーキングをしてから、けん玉かボトルフリップを成功させなければならないという難題もプラスされたもの。

ステージにファンの視線が集中するなか、まずは1番目の挑戦者カズタがステージに登場! カズタはくるりと回ったり、客席に背を向けて振り返りざまにセクシーな表情を見せたりして、堂々としたウォーキングを披露。けん玉に挑戦することを決めると、「絶対に成功するぞ」と言いい、言葉通りに大成功! 大歓声に包まれる中、けん玉にチュッとキスをし、ムーンウォークをしながらその場からはけると、会場中のファンのハートをわしづかみにした。

2番目のロビンは、投げキッスをしながら登場。クールな表情でジャケットを脱ぐと、ボトルフリップに挑戦することに。メンバーから、「男だ、男!」とエールが送られると、ボトルを宙に飛ばし、上手く着地した! と思いきや、倒れてしまって失敗に。肩を落としてその場を去るロビンに、カズタがジャケットを着せてあげる姿もあった。

3番目のロレンスは、足を振り上げてキックをするようにワイルドに登場! 文化祭の門の影から顔を覗かせてファンの心をくすぐると、ボトルフリップに挑戦。「ふ~」と息を吐いて、気持ちを落ち着かせようとするが、なぜか笑いが起きてしまい、ペットボトルも不安定なまま投げて大失敗。しかし、吹っ切れた様子で、クールにカッコつけてその場を立ち去った。

ヒウォンは、キュートな笑顔で登場。途中、セクシーな眼差しでクールな姿を見せてファンを熱狂させると、ボトルフリップに挑戦することを決める。そして、腕まくりをして、ペットボトルに「君、信じるよ」と言葉をかけると、ペットボトルはきれいに宙を舞い、見事に着地! 大歓声のなか、客席に向けて両手を大きく広げて余裕な表情を見せるが、一瞬後ろを向くとガッツポーズをして喜びを噛みしめる姿も見せ、多彩な姿を見せてファンを楽しませていた。

4人が終わると、残りの4人は大きなプレッシャーを感じたようで、準備をするためにステージをはける足取りも重くなっていた。
そんな中、ムーンウォークをしながらエディが登場。指ハートをしたり、ジャケットを肩まで下ろしたりして、可愛さとクールさをアピール。そして、ボトルフリップを選んで挑戦するものの失敗に終わり、膝から崩れ落ちてしまう。

続いて、ジュニョクの番。フードを被ってクールに登場し、ファンをドキドキさせるが、自分がカッコつけていることに恥ずかしくなってしまうジュニョク。照れて後ろを向いてしまうが、これも彼の魅力の一つだから問題なし! ファンの心をキュンキュンさせる。そして、けん玉を選び、玉をワイルドに大きく振ると、ピタッと吸い付くようにお皿に乗って大成功! しかし、当の本人はけん玉のお皿に玉が乗っていることが信じられないという表情でしばらくけん玉を眺め静止状態。最初から最後までジュニョクの魅力が詰まったアピールタイムにファンも大満足だったに違いない。

ハンジュンは、ポケットに手を入れてクールに登場。ジャケットの首元まで閉まっていたジッパーを胸元までおろすと、会場からは悲鳴のような歓声が沸き起こる。ワイルドな魅力でファンを虜にすると、けん玉に挑戦。そして、ハンジュンの姿に視線が集中する中、玉は大きく宙を舞い、そのままお皿に乗らずに失敗。すると、すぐさまけん玉の糸を首にかけて、クールな表情でカッコよくポーズ。失敗してもファンの心を惹きつけてやまなかった。

最後はソンユンの番。ゆっくりとした足取りでステージに姿を見せると、ジャケットを脱いでそれを片手でつかみ肩に乗せてクールな表情。そして、ジャケットを投げ捨てると、彼の魅力の一つである美しい上腕二頭筋を大いに見せつけ、会場を盛り上げる。そんな姿に、カズタから「そんなキャラクターだっけ?」とツッコまれ笑いも起きたが、そんな笑いも何のその、けん玉に挑戦することにしたソンユンは、見事に成功させた。そして、成功するや否やけん玉を飛ばしたソンユンはカメラ目線で投げキッスし、ワイルドな魅力でファンの心をノックアウトした。

メンバー全員のアピールタイムが終わり、ミッションに成功したのは4人。しかし、決勝進は2人だけということで、林先生の独断で決定することになった。そして、筋肉好きという林先生は、カズタとソンユンを選出した。決勝戦では、「林先生の妄想を叶えてアピール」というお題で、学園祭を楽しむCちゃんとカズタとソンユンの三角関係という設定で、どちらがCちゃんにカッコよく告白できるかを競うもの。ここで、Cちゃんは誰が演じるのかという話になり、林先生がヒウォンを指名。ヒウォンは両手で顔を隠して恥ずかしそうにしながらも、女装アイテムをしっかり持って準備に取り掛かり、やる気満々。

準備が整うと、妄想タイムがスタート。カズタがアイスや飲み物を手に持って「まだかなー」と待っていると、かわいらしく女装したヒウォンとソンユンが手をつないで仲良く登場。2人がいちゃつくなか、カズタがヒウォンに「買ってきたよ」と食べ物を差し出して気を引こうとするが、ヒウォンは「チョコレートが好き」と言って拒み、アピールに失敗。スクリーンに「Cちゃんのほっぺに付いた食べ物を取ってあげる」というミッションが出ると、カズタがすぐにヒウォンに急接近して指で取ってあげるが、積極的すぎるのが苦手なヒウォンは「失礼だー」と言って、またもやカズタは失敗。そんな中、ソンユンが「ティッシュで拭いてあげないと」と優しく拭き取ってあげるとヒウォンもにっこりとご機嫌になった。次に「ケガをしたCちゃんをお姫様抱っこしてあげる」とスクリーンにミッションが出ると、ヒウォンは激しく転ぶ演技で会場を笑わせる。そして、ソンユンが駆け付けお姫様抱っこをすると、ヒウォンは「ドキドキします」と言って、「大好き―」とヒウォンが告白して終了。2人がいちゃつくなか、一人だけ置いてけぼりになったカズタ。最初の登場から損な役回りだったため、「壁ドンをして告白する」にチャレンジすることになった。壁役にはソンユンが抜てきされ、面白い展開になっていたが、カズタはヒウォンに真剣な表情で近づいて壁ドン。そして、「ソンユンやめて、俺と付き合おうよ」と胸キュンセリフを言うと、ヒウォンもファンも悲鳴のような声を上げてキュン死寸前! カズタと壁(ソンユン)に挟まれたヒウォンは、ぐいぐいくるカズタに押され気味になるが、ヒウォンは手で顔を覆いながら、「おじさんは、ダメ」と言って拒んで告白タイムは終了した。

決勝戦の勝敗の決め方は、ファンの拍手が大きかったメンバーが勝つということになり、カズタ、ソンユンの順に聞いていくと、2人とも同じくらいの拍手の大きさ。すると、林先生が「ヒウォンさんが良かったと思う人」とファンに投げかけると、2人よりも大きな拍手が沸き起こり、優勝はヒウォンに決定! この結果に納得がいかない2人だったが、カズタがソンユンをお姫様抱っこしてその場を立ち去っていき、コントのような展開で会場を笑わせていた。

メンバーのさまざまな魅力を堪能してからは、ミニライブに突入。カズタが「最近まで活動していた曲を準備しました。みなさん、盛り上がっていきましょう!」と叫ぶと、弾むようなドラムサウンドに乗せて、「♪Love Love Love」とハートを作る振付を見せて、甘い歌声でパフォーマンス。ファンも一緒に歌って盛り上がると、カズタが「いいですね! COSMO、最高です! この雰囲気でこのままいきましょう! ミュージックスタート」と言い、「FUNK JAM」のステージへ。ジャズをベースにしたクールで大人なグルーヴに会場は酔いしれた。

ミニライブを終えてからは、「ありがとうで探し出せ!このLoveだーれだ?」のコーナーがスタート。これは、メンバーの誰かに向けて感謝の言葉を手紙に書き、その言葉を聞いて、誰に向けての言葉なのかを当てるというもの。
カズタはいつも自然とそばで寄り添ってくれるエディに向けて。エディはパワフルなパフォーマンスに魅了されているというジュニョクに。ジュニョクは些細なころでも気づいてくれるというロレンスへ。ロビンは“人間NAVER”のように物知りなヒウォンに。ヒウォンはそばでアドバイスをしてくれたりそばで支えてくれたりするハンジュンへ。ロレンスは優しく接してくれるロビンに対して感謝の気持ちを伝えた。

ソンユンはいつもリードしてくれるカズタに手紙を書いた。カズタを前にして、ソンユンが「僕たちのために頑張ってくれてありがたいし、兄さんがいなかったらn.SSignもいなかった。ありがとう」と日本語で感謝の気持ちを伝えると、カズタの目に光るものが。会場からは拍手が起こり、感動の渦に包まれた。

そんな中ハンジュンは「いつもお皿洗いをしてくれてありがとう」とソンユンに向けて書いて会場の笑いを誘う。しかし、ソンユンを前にすると、ハンジュンは「これは冗談っぽく書いたけど、ソンユン兄さんは、弟とお兄さんの間で一番大変な立場だと思うんです。いつも間に挟まれて大変だと思うんだけど、大変なことを表に出さずに弟たちには弟たちに、お兄さんにはお兄さんたちに、あたたかく接してくれてとてもあたたかい人なので、すごく頼りにしています」と感謝の気持ちを伝え、ファンを感動させていた。

「n.SSign」の絆を感じる感動的な雰囲気に包まれると、イベントはあっという間に終わりの時間へ。カズタが「みなさん一緒にハッピーになっていきましょう!」と言うと、最新曲「Happy &」のパフォーマンスへ。ミニマルで軽快なビートにブラスの芯の強いサウンドが会場を楽しい雰囲気にすると、「♪Na na na na」と笑顔で歌うパフォーマンスに、ファンの幸福度は高まるばかり。そして、最後にカズタが「最後の曲はデビュー曲のロックバージョンです」と伝えると、「Wormhole: New Track Rock ver」を披露。ノイジーで攻撃的なサウンドが会場に轟くと、足を振り上げたり頭を激しく振ったり、全身全霊を込めてパフォーマンス。後半に向けてさらに激しくなるダンスに、ファンの掛け声にも勇ましさが増し、地面が揺れるような盛り上がりを見せ、ボルテージは最高潮に!

熱いステージを終えると、ヒウォンは「ここに来て、デビューしたときに『Wormhole』を披露したことを思い出しました。僕たち、ついにデビューしたんだなと思ったのですが、今回はカムバックをしてまたステージをお見せすることができてとても幸せでした。ありがとうございます」と感慨深く語り、カズタは「カムバックをしてから韓国で3か月ほど活動をして、久しぶりに日本に戻ってきました。3つのタイトル曲を皆さんに披露できて本当に良かったと思います。楽しんでいただけましたか?」と伝えると、会場からは大きな歓声と拍手に包まれた。
最後は客席の端から端、後方の席のファンにも声をかけながら手を振り、会場のファンに名残惜しさを残しながらステージを後にした。

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