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総社、赤磐市は22日、能登半島地震で被災した石川県七尾市にボランティアの宿泊拠点として開設しているテント村について29日で閉鎖すると発表した。
現地では3月24日から、登山家野口健さんが代表を務めるNPO法人ピーク・エイド(山梨県)や岡山県外5市と連携し、2人用テント100張りを運営。今月21日までに、災害ごみの搬出などに取り組む延べ4722人が利用したという。
宿泊施設が少なく遠方から訪れることの多かったボランティアの活動時間確保などが狙いで、設営期間は気温が高くなるこの時季までとしていた。
総社市役所で開かれた活動報告会で、片岡聡一市長、友実武則赤磐市長が説明した。両市長は「プッシュ型で複数自治体の共同運営という激甚災害時の新しい支援モデルが実証できた」とし、今後はそれぞれ違う形での支援を継続する考えを示した。