歯の詰め物の金属を無断で寄付した歯科医を書類送検、業務上横領の疑い 山口県警

柳井署

 山口県警柳井署が、治療で取り外した歯の詰め物などの歯科金属スクラップを無断で寄付していたなどとして、山口県の周防大島町立橘医院の男性歯科医師を業務上横領の疑いで書類送検したことが22日、分かった。昨年2月、大島郡歯科医師会(周防大島町)の会員が同署に告発し、同署が捜査していた。山口地検によると、地検岩国支部が同日付で書類送検を受理したという。

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