【ノア】新日本の石井智宏がマサ北宮を返り討ちに 壮絶肉弾戦制し「何度でも挑んで来い」

マサ北宮(左)に逆水平チョップを打ち込む石井智宏

ノア22日の後楽園ホール大会で、新日本プロレスの石井智宏(48)がマサ北宮(35)との肉弾戦を制した。

今年の1月有明アリーナ大会で北宮とのシングルマッチに勝利した石井は、「ONE NIGHT DREAM2」と銘打たれたこの日の大会でリベンジマッチを受けて立った。雪辱に燃える北宮は怒とうの猛攻を仕掛けてくるが、石井も一歩も引かず一進一退の攻防が続く。

両者は真っ向から互いの肉体をぶつけ合い、壮絶な意地の張り合いに。強烈なスピアー、さらにラリアートを浴びた石井だったが、サイトースープレックスだけは許さない。ジャンピングハイキックで北宮の顔面を打ちぬくと、強烈なラリアートからついに垂直落下式ブレーンバスターを決めて激闘に終止符を打った。

またも敵地のリングで北宮を返り討ちにした石井は「今の俺には勢いがあるってか? 勢いだけじゃ俺には勝てねえんだよ」と勝ち誇った。それでも「あいつがこんなんでくじけるわけねえよな。諦めるわけねえよな。北宮、何度でもやってやるよ。何度でも挑んで来い。何度でもぶち当たってこい。そしたらアイツの望み通り、しっかり砕いてやるよ」と対戦相手を認め、3度目の対戦も見据えていた。

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