災害支援に港湾活用 細島、延岡新港で輸送訓練

国土交通省の海洋環境整備船「海煌」から段ボールを運び出す関係者ら=22日午後、延岡市・延岡新港

 災害時に港湾の機能を活用して災害支援に当たるため国土交通省が推進する「命のみなとネットワーク」に基づく物資輸送訓練は22日、日向市の細島港と延岡市の延岡新港であった。関係者延べ約50人が参加し、船舶を使った海上物資輸送を実施。元日に発生した能登半島地震では主要道路の寸断で支援が難航したこともあり、海路による災害支援を見据えて連携を確認した。

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