原子力ロケット、火星へ2か月で到着可能へ!?

原子力エンジンを搭載するロケットが、火星への移動時間を短縮できる可能性があるという。NASAはパルスプラズマロケット(PPR)が宇宙探査を新たな時代に突入させると予想している。

PPRは核分裂を使った原子力発電によるロケットで、「スタートレック」シリーズに登場した宇宙船USSエンタープライズを彷彿させる推力を発生させるという。

NASAの広報はこう話す。「PPRは宇宙探査を全く新しい時代にすることができます」「このシステムの高い効率性により、有人の火星へのミッションをわずか2か月で達成することが可能になります」

現在のテクノロジーでは火星に辿り着くまでの時間は9か月間とされているがNASAと技術開発会社ハウ・インダストリーズによって開発されているPPRは、他の宇宙空間での推進システムよりもずっと効率的だという。

また重い荷物を運ぶことが可能で、軌道上での危険に関する安全性も増すことになるとされている。

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