エルトン・ジョン、ニューアルバムが近日リリースへ

エルトン・ジョン(77)のニューアルバムが数週間以内にリリースされるという。最後のツアーとなった「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード」を終えた数か月後となる今年2月に、極秘でアルバムを制作中であることが伝えられていたエルトン、今回友人でコラボレーターのバーニー・トーピンが32枚目となる新作の完成を明かしたかたちだ。

ザ・サン紙によると、先日ロンドンで開催されたイベント「ジ・アザー・ソングス・ライブ」でバーニーはこう話していたという。「エルトンと僕が作ったアルバムがそろそろ出るんだ。内容については何も言わない。他言無用だからね」「全て終了、レコーディングされたよ」

また同新作についてバーニーは、驚きと興奮を約束している。「かなり素晴らしい出来だし、現代的だ。多くの人を確実に驚かせ、興奮させることだろう。そして願わくば成功することを祈るよ」

ちなみに同新作が初めて話題になった当初、ある関係者がザ・サン紙のビザー欄にこう話していた。「かなりのトップシークレットですがエルトンはスタジオに戻ってニューアルバムを作っていますよ」「タイムフレームは常に変更可能ですが、今年の10月~12月の間の発売日が見込まれています」「彼は音楽を愛し、それは決して変わることはありません。しかし以前のように忙しくしていたいという欲求は薄れています」

夫デヴィッド・ファ―ニッシュ、13歳と12歳の息子2人と暮らすエルトン、他の活動は続けつつ、家族との時間を増やしたいそうで、同関係者はこう続ける。「エルトンは今もアップル・ミュージックのラジオ番組『ロケット・アワー』がありますし自身の状況を正確に把握しています。ただもう少しゆっくりして、家族と時間を過ごしたいだけですが、ニューアルバムは出ますよ」

1960年代後半から現在までに31枚のスタジオアルバムをリリースしているエルトン、最新作は2021年の『ロックダウン・セッションズ』でマイリー・サイラス、スティーヴィー・ワンダー、ニッキー・ミナージュ、ブランディ・カーライルらが参加、同年にはデュア・リパと『コールド・ハート』で、またエド・シーランとは『メリー・クリスマス』で共演し、翌年にはブリトニー・スピアーズとの『ホールド・ミー・クローサー』も話題となっていた。

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