Steamのドラゴンボール作品に“おま国”解除の流れか―『ファイターズ』『ゼノバース2』『KAKAROT』のストアページが閲覧・購入可能な状態に【UPDATE】

Steamのドラゴンボール作品に“おま国”解除の流れか―『ファイターズ』『ゼノバース2』『KAKAROT』のストアページが閲覧・購入可能な状態に【UPDATE】

バンダイナムコエンターテインメントがSteamで配信中の「ドラゴンボール」関連作品について、複数の作品が日本から購入ページを閲覧できる状態となっています。

『ファイターズ』『ゼノバース2』『KAKAROT』の3作品のページが閲覧可能に

バンダイナムコが販売する「ドラゴンボール」関連作品は、Steamにおいて『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』を除き日本からはリージョンロックにより購入できない、いわゆる“おま国”の状態が続いていました。ところが、5月23日に突如として『ドラゴンボール ファイターズ』『ドラゴンボール ゼノバース2』『DRAGON BALL Z: KAKAROT』のSteamストアページが、日本から閲覧可能になりました。

『ドラゴンボール ファイターズ』
『ドラゴンボール ゼノバース2』
『DRAGON BALL Z: KAKAROT』

ストアページでは各作品とも対応言語に(今までなかった作品についても)新たに日本語が含まれたようです。さらに、記事執筆時点(5月23日午前2時)で『ゼノバース2』の購入を試みたところ、正常に手続きが完了することを確認でき、実際に日本語が収録されているのを確認しました。併せて、過去に何らかの形で各作品のSteamキーを海外ストアなどで購入している場合、そちらの地域ロックも解除されています。

『ゼノバース』は今回の解禁には含まれていませんが『ゼノバース2』では『ゼノバース』からのセーブデータの引き継ぎにも対応しているようです。

なお『ゼノバース2』は、5月23日にPS5版の発売とDLC「FUTURE SAGA Chapter 1」のリリースが、24日にXbox Series X|S版の発売がそれぞれ予定されており、公式サイトではPS4/Xbox One版からの引継ぎやアップグレードに関する情報の掲載も行われています。

Steamよりキャプチャー

現時点でリージョンロックを継続中の作品も

また、リージョンロックが続けられている「ドラゴンボール」ゲームとしては、『ドラゴンボール ゼノバース』『スーパードラゴンボールヒーローズ ワールドミッション』、そして現在開発中であることが発表されている『ドラゴンボール Sparking! ZERO』が存在。なお『ドラゴンボール Sparking! ZERO』については、2023年12月8日の時点でSteamでの国内販売は予定していないとの告知がなされていました

『ドラゴンボール Sparking! ZERO』
『ドラゴンボール Sparking! ZERO』

記事執筆時点で、ドラゴンボールオフィシャルXアカウント(@DB_official_jp)やドラゴンボールオフィシャルサイト、各タイトルの公式サイトなどに動きは見られず、今回のリージョンロック解除に関する詳細は不明です。

※UPDATE(2024/5/23 10:05):『ゼノバース2』を中心に過去のSteamキーが使用可能になったことや、日本語収録の旨などを追加しました。

© 株式会社イード