あしかがフラワーパークでバラ2500株見頃 園内に漂う甘い香り 26日まではライトアップも

園内を彩るバラ

 【足利】迫間(はさま)町のあしかがフラワーパークで約500種、2500株のバラが見頃を迎え、赤やピンク、紫など色とりどりの花と甘い香りで来園者を楽しませている。今月いっぱい楽しめるという。

 約400種のバラが咲き誇る「ローズガーデン」では、半八重状の白い花びらをつける「ランブリングレクター」などが満開を迎えている。今年は15基のベンチと、エリアを一望できる展望台を設置。パーク管理部の白橋弘幸(しらはしひろゆき)さんは「観賞しやすいように工夫しているので、バラの世界を楽しんでほしい」と話す。

 来園者は花の匂いを嗅いだり、展望台から写真を撮ったりしながら園内を散策していた。妻と訪れた鹿沼市御成橋町、無職大塚友成(おおつかともなり)さん(74)は「何度か来ているが、年々花の種類が増えてとてもきれい」と話していた。

 26日まで、夕方にライトアップも行う。

園内を彩るバラ
園内を彩るバラ

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