見た目がそっくりだけど意味が真逆の文字 2つの文字の境界線を見つける試みがSNSで話題に

人によってさまざまな見え方になると反響

書道を習っている方が書いた6つの同じ文字。よく見ると全く意味の違う文字のようにも見えると、今X上で話題になっています。投稿したのは、Xで文字の魅力について発信している、みぃ楽器さん(@3ga9nock)です。

当ポストには2024年5月23日時点で2.3万件を超えるいいねが集まり、「おもしろい!」「奥が深いですね」といった多くのコメントが寄せられています。

記事の中では、大人になってから役立った習い事や費用についても紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

※ポストの画像は【写真2枚】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

達筆に書かれた2つの文字!境界線はどこ?

【写真全2枚/1枚目】「謝礼」から「謝れ」に変化していく文字

「【考察】「謝礼」と「謝れ」の境界線」というコメントとともに投稿されたのは1枚の画像でした。

そこに写っていたのは、「謝礼」をA〜Fの6パターンで書いた文字。AからFにかけて、徐々に「謝れ」の文字へと変化していくように見えますね。

「謝礼」と「謝れ」の境界線がどこなのかを考察した画像ですが、Xユーザーからはさまざまなコメントが寄せられていました。

みなさんはどこが境界線だと思ったのでしょうか…?

計り知れない文字の奥深さにさまざまな反響

実際は人それぞれに見え方が違うようで、さまざまな意見が上がっていました。

ポストには多数のいいねに加え、

  • 「個人的には、礼とれの区別をハネで取るので謝礼はBまでですね」
  • 「こう見るとFも謝礼に見えちゃう…」
  • 「1個目から謝れに見えて大変申し訳なく思っている」

自分なりの境界線を見つけた方や、全て同じ文字に見えた方など、多くの意見が寄せられました。

みぃ楽器さんに投稿の経緯を伺うと、「他の方の投稿で『熨斗袋の謝礼が謝れに見えた』というのを見て、書道をやっている身として、2つの文字の境界線がどこなのかを表現してみたくなりました」と教えてくれました。

また、6パターンの書体については、「『謝』はAの楷書から徐々に崩しが強めの行書に、『礼』はAの楷書から草仮名(←草書とは別)の『れ』に変化させました」とのこと。

加えて、「気をつけた点は、崩しに対する考え方が違う2文字を、自然に見えるように歩み寄らせたところです」と話してくれました。

2つの文字がそこまで考えられて書かれていたとは!素人では思いつかない、文字の奥深さを感じますね。

【考察】
「謝礼」と「謝れ」の境界線 pic.twitter.com/BJjJQF8utO

— みぃ楽器 (@3ga9nock) May 12, 2024

大人になってためになった習い事にも!

【写真全2枚/2枚目】書道の道具のイメージ

いかがでしたでしょうか。今回はXで話題になっている「『謝礼』と『謝れ』の文字の境界線」をご紹介しました。

今回の投稿で改めて、「書」に関する奥深さやおもしろさを感じられたのではないでしょうか。

ちなみに、教育専門メディアの「わんぱく教育カンパニー」が実施したアンケート「大人になってためになった習い事」によると、1位の英会話に続き、2位に習字、3位に書道がランクインしていました。

また、習い事にかける月額費用で最も多かったのは、「5000円~1万円」で、全体の45%を占める結果になりました。

子どもの頃から美しい字を書く習慣を身につけておくと、大人になっても役立つことがわかります。美しい字だと魅力的に見えますし、仕事で褒められる機会も多くなりそうですね。

大人になった今、字の成り立ちを考えながら「書」を習ってみるのもおもしろいかもしれません。

参考資料

  • @3ga9nock
  • 株式会社名学館ホールディングス「【男女500名が回答】「英会話」と「習字」はマスト?大人になってタメになった習い事を徹底調査」(PR TIMES)

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