【マリーゴールド】Sareeeが〝救世主〟に名乗り ジュリア不在も「私がエースになってやる」

〝救世主〟に名乗りを上げたSareee

元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が、新団体「マリーゴールド」の〝救世主〟に名乗りを上げた。

20日に後楽園で旗揚げした新団体は早くもピンチを迎えている。エースのジュリア(30)が右橈骨遠位端(みぎとうこつえんいたん)骨折と診断され、当面の間欠場することになったからだ。Sareeeは旗揚げ戦で〝大怪獣〟ボジラと組み、ジュリア&林下詩美を撃破。約5年ぶりの再会マッチとなったジュリアから堂々の3カウントを奪い、7月13日東京・両国国技館大会でのシングルマッチが決まった矢先だった。

「やってやったぞという感じでした。次につなげるためにもツートップに勝っておきたかったし、ジュリアとのシングルにもつなげたかったので」と試合を振り返りつつも、さすがにライバルの欠場にはショックを隠せなかった。

それでも「折れてる状態で試合をしていたのはすごい。全然気づかなったし…。今は完治させてもらうしかないですね。両国で弱いジュリアとやっても仕方ない。万全の状態でやりたいし『待ってるぞ!』と言うしかない」とエールを送った。

26日の東京・新木場1stRING大会からもマリーゴールドには継続参戦することを決めた。ライバル不在では前哨戦が組まれないが、新たな責務を感じている。

「ジュリアからは試合後に『マリーゴールドの選手にお前の戦いを教えてやってくれ』とお願いされた。ジュリアとは同じ方向を向いている同士だと感じたし、やるしかないなって。団体がスタートしたばかりにエースがいないって大変じゃないですか。旗揚げ戦でツートップに勝ってるし、だったら私がエースになってやるよ。ジュリアを悔しがらせてやるから」。外敵のSareeeが新団体をけん引する。

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