アタランタがEL初制覇、ルックマンの衝撃ハットで3-0快勝! レバークーゼンはついに無敗記録がストップ

現地時間5月22日、アイルランドのダブリンで開催されたヨーロッパリーグ(EL)の決勝で、今季ここまで公式戦51戦無敗のレバークーゼンとセリエAのアタランタと激突した。

ともにEL初制覇が懸かる一戦で、アタランタが序盤から攻め立てる。8分、左サイドでパスをもらったルックマンのクロスにスカマッカが飛び込むも、上手く合わせられない。

それでも4分後、右サイドを突破したザッパコスタの折り返しにルックマンがダイレクトで合わせて先制点を奪う。

さらに26分には、敵陣ペナルティエリア手前の左寄りで相手のパスミスを拾ったルックマンがカットインから右足を一振り。鋭いミドルを突き刺して追加点を挙げた。

一方、決定機まで持ち込めないレバークーゼンは35分、ディフェンスラインの背後を取ったグリマルドがループを狙うも、GKムッソにキャッチされる。このままアタランタの2点リードで前半を終えた。

【動画】アタランタのルックマンが決勝でハット達成!
後半に入って49分、アタランタは前線に飛び出してきたコープマイネルスが左サイドを抜け出してクロスを上げるも、インカピエにギリギリでブロックされた。

75分には、カウンターからルックマンが敵陣ボックス内に侵入して左足を一閃。強烈な一撃を叩き込み、リードを3点に広げる。

反撃に出たいレバークーゼンは82分、右サイドからのテラのクロスにシックがヒールで合わせたが、枠を捉えられなかった。

このまま3-0で終了し、勝利したアタランタがクラブ史上初のEL制覇を達成。一方の敗れたレバークーゼンは、ついに今季の無敗記録が51でストップした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社