中国の東南アジア向け新エネ製品の輸出が増加傾向を維持

中国の東南アジア向け新エネ製品の輸出が増加傾向を維持している。

大手会計事務所のKPMG中国はこのほど発表した報告書「新エネルギー企業海外進出シリーズ:東南アジアへの出航」の中で、「世界のクリーンエネルギーの需要の持続的な拡大および中国の新エネ産業の競争力の持続的な向上に伴い、中国の東南アジア向け新エネ製品の輸出が増加傾向を維持する見込みだ」とした。同報告書は、新エネ企業は国内外の要因により、海外進出の機会を積極的に探る一方で、東南アジア市場は中国の新エネ企業を強く引き付けており、ベトナムやインドネシアなどの国が中国企業の人気の海外進出先になるだろうとしている。

データによると、中国の高付加価値でハイテクのグリーントランスフォーメーション製品としての新エネ車、リチウム電池、太陽電池という「新三種の神器」の海外での売れ行きが好調だ。また、別の研究機関が発表したデータによると、中国の今年1-3月の蓄電池輸出量は前年同期比4.9%増の10万台を超えた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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