阪急京都線「プライベース」の価格、時刻表、予約方法まとめ。7月21日サービス開始!

阪急電鉄が京都線で座席指定サービス「PRiVACE (プライベース)」を2024年7月21日から開始します。価格、時刻表、予約方法などの概要をまとめてみました。

梅田~河原町間に連結

阪急京都線「プライベース」は、大阪梅田~京都河原町間の特急、通勤特急、準特急に連結されます。

連結されるのは、2300系と9300系の大阪方から4両目。車体に金色の帯が入り、扉は車両の中央に1か所だけ。車両には、専属のアテンダントが乗務します。

画像:阪急電鉄

座席は2列+1列のリクライニングシート。座席間にはパーテーションが設置され、収納式テーブルやドリンクホルダー、荷物用フック、マガジンラック、読書灯、コンセントなどがあります。子ども用のポータブルチェアを借りることもできます。

画像:阪急電鉄

「プライベース」時刻表

プライベースは、6時台から21時台にかけて、おおむね毎時2本程度の運行です。日中時間帯は特急、通勤時間帯は通勤特急または準特急です。

プライベースの梅田発と河原町発の時刻表は以下の通りです。

【大阪梅田発】

画像:阪急電鉄

【京都河原町発】

画像:阪急電鉄

当面は毎時2~3本の運行ですが、順次編成を増備し、2025年頃には毎時4~6本に拡大する予定です。

「プライベース」料金

「プライベース」の利用には座席指定券が必要で、料金は一乗車あたり500円。区間にかかわらず同額です。別途、区間に応じた乗車券が必要です。

大阪梅田~京都河原町間の場合、運賃410円と指定席料金500円の、計910円となります。

座席指定券の購入方法

座席指定券の購入は、「プライベース」のウェブサイト(乗車日の14日前から1分前まで)でおこないます。事前予約での購入は、インターネットのみです。

当日、車内でアテンダントから購入することもできます。駅での発売はありません。

ウェブサイトの利用にはメールアドレスが必要です。会員登録なしで利用することができます。支払にはクレジットカードまたはコード決済(ペイペイ)が利用できます。

HH cross IDに会員登録すると、PRiVACE ポイントが付与されます。ポイントは、座席指定券の次回からの購入に利用できます。

通勤に、観光に

駅での指定席券販売がないので、最初の利用のハードルは少し高いかもしれません。一方、飛び乗っても、席が空いていれば割増料金なしで利用できるのは便利でしょう。

通勤のほか、阪急沿線から週末の京都観光などに使えそうです。(鎌倉淳)

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