ハイステータスの象徴とも言えるタワーマンション。
タワーマンションには豪華な内装や最新の設備、充実したセキュリティ対策などたくさんの魅力がありますが、価格の高さに手が届かないと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、くらしとお金の経済メディア「LIMO」ではメールマガジン会員を対象に、「どれくらいの世帯年収があればタワーマンションに住める、住みたいと思うか」を聞くアンケートを5月に実施しました。
高年収のボーダーラインとして1000万円を想起する方も多いと思いますが、タワーマンションに住むのに必要と考える年収はいくらがボリュームゾーンなのでしょうか?
記事の後半では年齢階層別の平均給与についても解説していますのでぜひ最後までご覧ください。
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どれくらいの世帯年収があればタワーマンションに住める、住みたいと思いますか? 独自アンケート調査の質問リスト
質問:どれくらいの世帯年収があればタワーマンションに住める、住みたいと思いますか?
- 2000万円超
- 1501-2000万円
- 1001-1500万円
- 901-1000万円
- 801-900万円
- 701-800万円
- 601-700万円
- 501-600万円
- 401-500万円
- 301-400万円
- 300万円未満
質問:現在の世帯年収はいくらですか?
- 2000万円超
- 1501-2000万円
- 1001-1500万円
- 901-1000万円
- 801-900万円
- 701-800万円
- 601-700万円
- 501-600万円
- 401-500万円
- 301-400万円
- 300万円未満
世帯年収1001万円以上と答えた人は約7割
「どれくらいの世帯年収があればタワーマンションに住める、住みたいと思いますか?」という質問に対して1001万円以上と回答した人が全体の約7割を占めました。
その内訳は多い順に、「1001-1500万円」が37.5%、「2000万円超」が18.8%、「1501-2000万円」が15.6%でした。
また、現在の年収についても質問したところ、一番多かったのは「1001-1500万円」(25.0%)、次いで「301-400万円」(21.9%)、「300万円未満」(18.8%)という結果になりました。
年齢階層別の平均給与
最後に、年齢階層別の平均給与について、国税庁の調査「民間給与実態統計調査 令和4年分」をもとに見てみましょう。
男性は55~59歳の702万円をピークに、60歳未満までは右肩上がりに給与額が増えています。
女性は25~29歳の349万円が最も高いですが、年齢による差はあまり見られません。
まとめにかえて
世帯年収1001万円以上ないとタワーマンションに住めないと思う人がほとんどという今回の独自調査の結果からも、タワーマンションがハイステータスの象徴となっていることがわかりました。
読者の皆さんはいかがでしょうか。
今後もLIMOではメルマガ会員向けにあらゆるアンケート調査を実施し、コンテンツとして配信していきます。
- 今回のアンケート実施期間:2024年5月上旬
- 今回のアンケート回答者数:32名
参考資料
- 国税庁「民間給与実態統計調査 令和4年分」