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岩手県奥州市の衣川中(八重畑亘校長、生徒82人)は20日、公園や史跡の利便性、景観向上を図る「地域再生プロジェクト」の作業をスタートさせた。学校近くの3施設で環境整備やベンチ作り、リーフレット作りなどを展開。地元振興会や地域おこし協力隊などの協力を得て、全校一丸で郷土の魅力を高める。
対象はパークふるど、木の香り公園、史跡一首坂(いっしゅざか)。同日は2、3年生51人が▽郵便ポストのデザイン作り▽街歩き・ハザードマップ作り▽ベンチ作り▽史跡のリーフレット作り▽歌碑周辺や水路の整備作業▽前九年・後三年合戦の講談練習―など、13組に分かれて作業に励んだ。
パークふるどの水場は「枯れ山水の庭園風」にする計画で、生徒3人は地元の衣川造園を訪問。千田伸市代表(66)から庭造りのアドバイスを受け、石や砂利の無償提供を受けた。