米ターゲット2-4月期利益が予想に届かず、今期見通しも低調

Siddharth Cavale Ananya Mariam Rajesh

[22日 ロイター] - 米ディスカウントストア大手ターゲットが22日発表した第1・四半期(2─4月)決算は、調整後1株利益が2.03ドルと、市場予想を0.03ドル下回った。

既存店売上高は前年同期比3.7%減で、4期連続の落ち込みを記録。第2・四半期の見通しは横ばい-2%増だが、中心値の1%増は市場予想の1.39%増に届かなかった。

第2・四半期の調整後1株利益見通しは1.95─2.35ドル。市場予想は2.19ドルだった。

ブライアン・コーネル最高経営責任者(CEO)は、客が買い物を先送りする動きがあると指摘し、生活必需品以外の消費は当面抑制されると予想した。ただ年内にはこうした消費の改善が期待できるとしている。

通期については既存店売上高伸び率が横ばい-2%増、1株利益が8.60─9.60ドルという従来の見通しを維持した。

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