ドリー・パートン、マルチメディアのオーケストラ・プロジェクトを発表

ドリー・パートンがビジュアル・オーケストラ・プロジェクト『スレッズ:マイ・ソングス・イン・シンフォニー』を発表した。同作品では、『ジョリーン』で知られるドリーがスクリーンに登場し、歌の数々と人生の物語を、映像と音楽による「マルチメディアのシンフォニック体験」で観客に届けるという。

ドリーのヒット曲が「新しく革新的な管弦楽法」で奏でられるという音楽は、デヴィッド・ハミルトンがオーケストラ用にアレンジを担当、ドリーとシルマー・シアトリカルおよびソニー・ミュージックパブリッシングが共同プロデュースする。

初演は来年3月20日にナッシュヴィルでグラミー賞受賞歴のあるナッシュヴィル交響楽団と共に行われ、その後世界中をツアーする予定だ。

ドリーはこうコメントしている。「私の歌とその背景にある物語を、この美しく新しい方法で分かち合えることにとても興奮しています。『スレッズ:マイ・ソングス・イン・シンフォニー』は、私の人生の琴線に触れる旅のようなもの。 この作品を世界中の交響楽団に届けられることを願っています」

また、シルマー・シアトリカルのロバート・トンプソン会長は 「ドリー・パートンの天才性、音楽、人生、そしてレガシーを交響楽団の聴衆に届けることは、我々にとって名誉なことです」「世界でオーケストラによる革新的な交響曲ストーリーテリングで、観客がドリーの曲を聴く初の試みとなります」と語り、ソニー・ミュージックパブリッシングの担当ディレクターのトッド・エリスは「ファンが彼女の音楽に浸り、このような新しく想像力豊かな方法で楽曲を体験していただくことを、とても楽しみにしています」と続けた。

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