「審判叩くのは違う」と発言も…FC東京サポのグラドルが本音「VARあれば…」

FC東京のゴール裏 写真:Getty Images

FC東京は今月22日開催のYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦で、サガン鳥栖をPK戦の末に下した。ただ、後半アディショナルタイムに鳥栖所属FWマルセロ・ヒアンのゴールが認められたことを巡って議論が白熱。誤審の可能性が指摘されているほか、グラビアアイドルでFC東京サポーターの鈴原すずさんも複雑な思いを明かしている。

問題視されているのは、FC東京が1-0とリードで迎えた後半アディショナルタイムの90+1分。ヒアンはハーフウェイライン付近からFC東京ディフェンスラインの背後を狙った浮き球のパスに反応。ワントラップした後に日本代表GK野澤大志ブランドンを交わして、無人のゴールに流し込んだ。

しかしヒアンがトラップした際、ボールは右腕に当たっているように見えるだけに、ネット上では「思い切りハンド」「なぜ主審はゴールを認めたのか」などと、ゴールを認めた判定への異論が噴出。ルヴァン杯1stラウンドでVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が採用されていないだけに「VAR判定を導入すべき」という声も挙がっている。

また、鈴原さんも試合中にX(旧ツイッター)を更新。「呟くか迷ったけど」と前置きした上で、「やっぱりあれは、、うーーーん複雑な気持ち。VARがあれば…。」とヒアンの得点シーンに言及。これには「正直な気持ちを吐露する事は、良いと思います!」「全然呟いても大丈夫!」と鈴原さんを思いやるメッセージが寄せられている。

ホリプロ所属の鈴原さんは、昨年1月にグラビアデビュー。FC東京のホームゲーム観戦をSNSでファン・サポーターに度々報告しているほか、日本サッカー協会(JFA)公認3級審判員の資格を持っていることでも知られている。

また今月12日22時から生放送の『ABEMAスポーツタイム』に出演した際、JFA公認3級審判員の資格を持っている理由を訊かれると、「審判員が叩かれている場面を結構見ることが多くて。一方的に審判の視点を知らずに叩くのは違うと疑問に思ったことがきっかけで取得しました」と説明していたが、それでも鳥栖戦での判定には納得できなかったようだ。

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