まずはその割り勘が合理的か考えてみましょう
株式会社マイナビが行った「友達とのランチや飲み会での会計についてのアンケート調査」では、友達との割り勘でイラッとした経験について、「ある」と回答した人が4割弱、「ない」と回答した人が6割を超える結果でした。
イラッとした時の内容について、以下のような声がありました。
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・1円単位で細かく割られた
・自分はお酒を飲まないのに割り勘にされた
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まず考えたいことが、その割り勘が合理的かという点です。
例えば、アルコールを飲んでいないけれど、友人よりも料理を多く食べているといった場合、金額は割り勘にすることが妥当と考える方が多いでしょう。しかし、飲食の量が異なる場合は、割り勘は不公平と感じる方が多いかもしれません。
また、今回のようにクーポンをお金と同等と捉えると、クーポンで割り引かれた金額とその後割り勘で支払った額の合計を自身が支払っている事になり、不公平と感じる方がいらっしゃるかもしれません。
クーポンはあくまで割引券であってお金と同等という認識はないという方も多いでしょう。クーポンに関する考え方は、人によって異なると考えられます。シチュエーションによって割り勘が合理的かどうかは変わってくるため、一度客観的に考えてみるといいでしょう。
割り勘を不公平に感じたときの対処法
割り勘を不公平に感じる場合には、次のような対処法を検討しましょう。
クーポンを出す際に支払金額について確認する
クーポンを使う場合には、支払いの際にクーポンで割り引かれる金額をどう捉えるのか事前に確認しておくといいかもしれません。「クーポンで引かれる分を自分の支払金額としてほしい」と伝えたうえでクーポンを出せば、後でモヤっとすることはないでしょう。
クーポンは家族と食事をするときなどに取っておく
そもそもクーポンは、友人との食事のときではなく、一人のときや生計を共にする家族と食事をするときに取っておくという手段もあります。
友人関係において、金銭にかかわることは繊細な問題です。お互いモヤっとした気持ちを抱かないためにも、クーポンを出さない方がいい場面もあるかもしれません。
何でも言い合えるような間柄であればストレートに伝える
友人との関係性次第では「クーポン分は自身の支払金額として換算してほしい」などストレートに伝えてもいいでしょう。
人それぞれ考え方は違うため、友人は割り勘に関してそれほど深く考えていないということもあり得ます。言われて初めて自分と考え方が違う人もいることに気づくかもしれません。
どの程度親しい友人なのかによると思いますが、自身の考え方を伝えてみてもいいかもしれません。
クーポンの捉え方は人それぞれと考えられるため、気になる場合は自分の考えを伝えてみよう
クーポンをお金と同等と捉えれば、半額の金額と割り勘にした金額の合計を支払っていることになるため、不公平と考える人が多いかもしれません。
しかし、クーポンをあくまで割引券と捉えるか、お金と同等のものと捉えるかは人によって異なるでしょう。定食屋など自分が食べたものが分かるお店であれば、最初から会計を別にするのも方法の一つです。
後々モヤっとした気持ちを感じたくないという場合は、事前に確認したり、クーポンは使わないようにしたり、ストレートに違和感を伝えてみたりといった対処をするといいでしょう。
出典
株式会社マイナビ マイナビウーマン 友達とのランチや飲み会での会計についてのアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー