富山県朝日町に「幸せ」舞い降りる コウノトリが飛来

大きな翼を広げて飛ぶコウノトリ

 国の特別天然記念物で「幸せを運ぶ鳥」とされるコウノトリが、朝日町に飛来した。22日は同町藤塚の田んぼで、翼を広げて飛んだり餌をついばんだりする姿が見られた。

 コウノトリの保護や増殖に取り組む兵庫県立コウノトリの郷公園によると、2022年に京都府京丹後市でふ化した雌だという。足輪から分かった。

 22日は住民が飛んだり歩いたりするコウノトリの様子を遠巻きに眺めた。近くの無職、森岡昭弘さん(79)は「大きくて最初は人が作業しているのかと思ったが、よく見たら鳥で驚いた。羽がきれい」と話した。

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