インドの新工場竣工 CKD、空気圧機器など製造

竣工したインド新工場

 CKD(本社小牧市)は22日、インドで生産拠点が竣工(しゅんこう)したと発表した。今月から稼働し、製造業の生産ラインに用いられるエアシリンダーなどの空気圧機器、流体制御機器などを生産する。投資額は約18億円。

 建設地は、ラジャスタン州ニムラナ工業団地。敷地面積は約1万4600平方メートル、延べ床面積は8600平方メートル。従業員は約60人。インド子会社のCKDインディアが運営する。

 インドにはこれまで販売拠点があるだけで、製品を日本から輸出していた。堅調な自動車需要で製造業の設備投資が増えていることから、現地生産を開始する。

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