［２２日 ロイター］ - 男子テニスのジュネーブ・オープンは２２日、シングルス２回戦を行い、同日が３７歳の誕生日だった世界ランキング１位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）が準々決勝進出を決めた。
ヤニック・ハンフマン（ドイツ）と対戦した第１シードのジョコビッチは、第１セットを６─３で取ると、続くセットも６─３で制し、ストレート勝ちした。ただ、第１セットで７つのブレークポイントを許し、第２セットでは早い段階でサービスゲームを落とすなど最近の不調を感じさせる内容だった。
それでも最後は６ゲーム連取で試合を決め、ツアー通算１１００勝目を達成。ジミー・コナーズ氏（米国）の１２７４勝、ロジャー・フェデラー氏（スイス）の１２５１勝に次ぐ史上３番目の成績となった。
主催者から誕生日ケーキを贈られたジョコビッチは「勝利の鍵は誕生日だったこと。家族が応援に来てくれて、この大会に初めて参加できてうれしい。コート内外で充実した時間を過ごせている」と語った。
そのほか、第２シードのカスパー・ルード（ノルウェー）、第３シードのテーラー・フリッツ（米国）らも勝ち上がった。
