サッカー=南米選手権、脳振とうなどの追加交代を導入

[22日 ロイター] - 南米サッカー連盟(CONMEBOL)は21日、来月開催される南米選手権で、脳振とうや頭部負傷の疑いがある場合に限って追加交代を認めることを発表した。

通常、交代は1チームあたり5人まで認められているが、頭部のダメージが懸念される場合は6人目の変更が許可される。その場合、主審または第4の審判員への通知が必須となり、ピンクカードが使用される。

今回のルール変更は、6月20日から7月14日まで米国で開催される同大会以降、CONMEBOL主催の他大会でも適用される。

サッカーにおける脳振とう時の特別措置は外部団体から導入が求められており、ルールを定める国際サッカー評議会(IFAB)は3月、競技規則に明記したが、導入は各大会の主催者に委ねられたままとなっている。

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