玉川徹氏が中尾彬さんの“最期”に感銘 妻とベッドで並んで会話「幕が静かに降りた」

芸能界きってのおしどり夫婦だった

元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏が23日、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。心不全のため16日に死去していた俳優の中尾彬さんについてコメントした。

コメンテーターとしても多くの番組に出演していた中尾さんについて玉川氏は「コメンテーターとしての中尾さんというのは単なるコメンテーターじゃなかったなと思う」と語った。「我々は最初に文章を考えて、それをどう伝えようかと考えて話すんですけど。中尾さんの場合は、そこに間だとか表情を入れて、より視聴者に伝わるように工夫されていた。その工夫はまさに役者さんですよね。役者さんで、こんなにいいコメンテーターという仕事ができるんだなってずっと思っていました」と振り返った。

続けて「報道によると亡くなられる時も(妻の)志乃さんとベッドに2人並んでお話をしながら静かに亡くなったという話ですね。役者さんとして最後に幕が静かに降りたような。素晴らしい役者さんとしての人生だったんじゃないかな」と偲んだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社