パドレス・ボガーツが左肩の骨折で戦線離脱 36歳ペラルタが昇格

日本時間5月23日、パドレスは左肩の骨が折れていることが判明したザンダー・ボガーツを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。マイク・シルト監督によると、パドレスは精密検査の結果を待っているところであり、その結果を踏まえ、戦列復帰までの具体的なスケジュールが決定される見込みとなっている。ボガーツは日本時間5月21日に行われたブレーブスとのダブルヘッダー第1試合でロナルド・アクーニャJr.の打球に飛びついた際に左肩を負傷。シルト監督は「まだ情報を集めている段階だが、一定期間離脱することになるだろう」と語っている。

現在31歳のボガーツはパドレスと11年2億8000万ドルという超大型契約を結んでおり、今季がその2年目のシーズン。金河成(キム・ハソン)とポジションを入れ替える形で遊撃から二塁にコンバートされたが、今季はここまで47試合に出場して打率.217、4本塁打、14打点、4盗塁、OPS.581となかなか調子が上がらない状況が続いていた。レッドソックス時代には強打の遊撃手として活躍し、オールスター・ゲームに4度選出されたほか、シルバースラッガー賞を5度受賞。2013年と2018年にワールドシリーズ制覇も経験している。

シルト監督はボガーツがしているあいだ、誰が二塁を守ることになるかについて明言を避けた。「まだ検討中だ。いくつかのアイデアがある。3~4人の選手が候補になるだろう」と複数の選手を併用してボガーツ不在の穴を埋めることを検討しているようだ。ボガーツの負傷後はルイス・アライズが二塁を守るケースが多くなっているが、タイラー・ウェイドやドノバン・ソラーノも二塁を守ることができ、ジュリクソン・プロファーを一塁に置いてジェイク・クロネンワースを二塁に回すという選択肢もある。いろいろ試しながら最適解を見つけていくことになりそうだ。

なお、パドレスはボガーツの故障者リスト入りに伴い、36歳のベテラン外野手、デービッド・ペラルタをメジャーへ昇格させた。メジャー通算1103安打の実績を持つペラルタは、先日マイナー契約で加入したばかり。今季はカブス傘下とパドレス傘下のマイナーAAA級で合計23試合に出場し、打率.213、2本塁打、9打点、1盗塁、OPS.662を記録している。

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