北本トマトカレー、よこすかカレーフェスで準優勝 長い行列できる人気、日本最大級のカレーイベントで健闘

全国ご当地カレーグランプリで準優勝した北本トマトカレーの会=神奈川県横須賀市(北本市提供)

 北本市観光協会内に事務局を置く「北本トマトカレーの会」(落合真一会長)が、神奈川県横須賀市で18、19日に開かれた「よこすかカレーフェスティバル2024」の全国ご当地カレーグランプリで準優勝した。3度目のグランプリ(優勝)はならなかったものの健闘した。

 同フェスは日本最大級のカレーイベントで、全国ご当地カレーグランプリは5年ぶりの開催。北本トマトカレーはこれまでに、2014年と19年に優勝しているほか、準優勝1回、3位2回の実績を持つ。今回は、全国から45のご当地カレーが登場。カレー購入者の投票によってグランプリが選出された。

 結果は、1009点で飛騨牛揚げおにぎりチーズカレー(愛知県豊橋市)が優勝。901点で北本トマトカレーが準優勝。833点でマトンキーマカレー(島根県江津市)が3位だった。今回も、北本トマトカレーには長い行列ができる人気ぶり。2日間合計で1337杯を売り上げた。

 北本トマトカレーは、北本市特産のトマトをルウ、ライス、トッピングに使うトマトづくしが特徴のスパイシーなカレー。今回も、酸味と甘みのバランスを良くして、決戦に臨んだ。

 スタッフの1人、同市観光協会事務局長の小松政毅さん(48)は「3度目の優勝には届かなかったが、次回はグランプリに返り咲けるよう、今後も努力を続けていきたい」と話した。

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