アタランタ、“51”試合無敗レヴァークーゼンを下しEL初優勝! ガスペリーニ監督「我々は歴史を作った」

写真:アタランタがレヴァークーゼンを破ってEL優勝を果たした ©Getty Images

アタランタがUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝でレヴァークーゼンを下し、EL初優勝を果たした。試合後にジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が優勝の喜びを語った。UEFA公式サイトが伝えている。

アタランタは、現地時間5月22日に行われたレヴァークーゼンとのEL決勝戦に臨んだ。試合は12分、MFダヴィデ・ザッパコスタがグラウンダーのクロスを出すと、FWアデモラ・ルックマンがゴールに流し込んでアタランタが先制する。

さらに26分、ルックマンがカットインしてボックス手前からシュート。ゴールのファーサイドに吸い込まれ、2ゴール目を決める。そして75分、ルックマンがボックス左から左足を一閃すると、ゴール右上に突き刺さって3ゴール目。EL史上初となる決勝でのハットトリックとなった。

一方でレヴァークーゼンは無得点に終わり、アタランタが3-0で勝利してクラブ史上初となるEL優勝を達成した。試合後、アタランタを率いるガスペリーニ監督が優勝の喜びを語った。

「我々は歴史を作った。ポルトガル王者のスポルティング、リヴァプールとは彼らがプレミアリーグ首位だったときに対戦し、そして今夜はドイツ王者のレバークーゼンに勝利した。このようなすばらしいチームに勝利し、我々の偉業はさらに輝きを増した」

そして、ガスペリーニ監督はタイトルだけではなく、これまでやり遂げたすべてがアタランタの価値を決めると語った。

「だが、このタイトルを獲得したことで、我々が歩んできた道のりに対する見方が変わったとは思わない。我々はこれまで、そして今シーズンも多くのこのような試合を乗り越えてきた」

「もちろん、優勝したことでより多くの注目を浴びるだろう。だが、アタランタは今シーズン全体、そして我々がやってきたすべてのことで評価されるべきだ」

ガスペリーニ監督は1994年、ユベントスのユースチームの監督として指導者としての道を歩み始めた。それから30年が経ち、今回のEL優勝がキャリアで初めてとなるタイトルとなった。

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