「時々、現実は空想よりも苦くて、愛おしい」不器用な大人のための物語『時々、私は考える』予告編

『スター・ウォーズ』シリーズのデイジー・リドリーが主演・プロデュースを務め、“生きることの愛おしさ”を知っていく不器用な大人のための物語を描いた『時々、私は考える』が、7月26日より公開される。このほど、予告編とティザービジュアルが披露された。

2019年に発表され、各国の短編映画祭で数々の賞を獲得した同名短編映画の長編映画化となる本作は、ポートランドからほど近く、名作映画『グーニーズ』の舞台としても知られるオレゴン州アストリアの閑散とした港町で繰り広げられる、ノスタルジックで少しだけロマンチック、そして優しい愛に溢れた人間讃歌の物語。

予告編は、デイジー扮する主人公のフランの生活を覗き見するような内容。フランの静かで平凡な日常、不器用さがうかがえる同僚との会話、そして突如訪れた新しい同僚のロバートとの出会いを通して彼女の生活はとたんにきらめきだすが…。誰もが一度は感じたことがあるであろう“生きていくことの難しさ”を、優しくも少し奇妙なタッチで軽やかに描き出した作品の不思議な魅力が漂う予告編となっている。

ティザービジュアルでは、フランが浜辺に積み重ねられた流木に交じり横たわる様子が描かれている。これは劇中でフランが空想する幻想的な“死”のワンシーン。人付き合いが苦手で不器用なフランは、いつもこうした少し変わった空想を頭の中で繰り広げ、他人と一線を引いている。そんな彼女にある日ささいな出会いが訪れ、「時々、現実は空想よりも苦くて、愛おしい」というコピーが示唆するように、現実に生きることの魅力を知っていく。

『時々、私は考える』
2024年7月26日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
監督:レイチェル・ランバート
出演・プロデュース:デイジー・リドリー
出演:デイヴ・メルヘジ パーヴェシュ・チーナ マルシア・デボニス
配給:樂舎

【ストーリー】 人付き合いが苦手で不器用なフランは、会社と自宅を往復するだけの静かで平凡な日々を送っている。友達も恋人もおらず、唯一の楽しみといえば空想にふけること。それもちょっと変わった幻想的な“死”の空想。そんな彼女の生活は、フレンドリーな新しい同僚ロバートとのささやかな交流をきっかけに、ゆっくりときらめき始める。順調にデートを重ねる2人だが、フランの心の足かせは外れないままで…。

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