盛岡市新市庁舎整備審議会(会長・倉原宗孝県立大教授)は22日、市内で会合を開き、新庁舎の整備候補地に内丸地区を選んだ。盛岡駅西、盛南を含めた3エリアで検討してきた。結論は答申に盛り込まれ、市は年内にエリアを決定する見通し。
委員13人中10人が出席し、内丸地区を整備エリアとして答申を取りまとめることを確認した。3エリアの各委員の評価結果やこれまでの議論を踏まえて最終判断した。
審議会は8月上旬に基本構想案の答申を予定し、整備エリアのほか庁舎規模、事業手法、財源などを盛り込む方向。市はパブリックコメント(意見公募)を経て12月下旬に基本構想を策定する見通しだ。