「フュリオサ」だけじゃない リベンジムービー3選 「ファラン」「ティアーズ・オブ・ブラッド」

2024年5月31日より「マッドマックス:フュリオサ」が劇場公開される。シャーリーズ・セロンが演じた「マッドマックス」サーガ最強の戦士フュリオサの怒りの“原点”が、アニャ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースの共演で描かれ、故郷や家族、人生のすべてを奪われた若きフュリオサが復讐のため、人生を懸けて修羅の道を突き進む姿を描いた「マッドマックス:フュリオサ」をはじめ、復讐を描いた3本の「リベンジムービー」を紹介する。

■「マッドマックス:フュリオサ」(2024年5月31日公開)

ジョージ・ミラー監督のもと第88回アカデミー賞で最多6部門を受賞した「マッドマックス 怒りのデスロード」で、シャーリーズ・セロンが演じた最強の戦士フュリオサの怒りの“原点”が、アニャ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースの共演で描かれる。世界崩壊から45年。バイカー軍団に連れ去られ、故郷や家族、人生のすべてを奪われた若きフュリオサが、改造バイクで絶叫するディメンタス将軍と、鉄壁の要塞を牛耳るイモ―タン・ジョーが覇権を争う“MADな世界”と対峙する。

■「FARANG/ファラン」(2024年5月31日公開)

地元の裏社会から逃れ、タイの美しいビーチへとたどり着いたフランス人の格闘家サムは、現地で出会った妻ミア、娘のダラと仲むつまじく暮らしていた。ホテルのポーターとして働く一方で、危険なムエタイのファイターとして賭け試合に出場するのも、すべて家族のため、いつか自分の店を持ちたいというミアの夢をかなえるためだった。しかし「FARANG(よそ者、外国人)」で、すねに傷を持つサムにとって、それは簡単な話ではなかった。あせったサムは、同じフランス人の男ナロンから、ある仕事を引き受ける。成功すれば全てがうまくいくはずだったが、サムを待ち受けていたのは、想像もしなかった過酷で残虐な運命だった。

■「ティアーズ・オブ・ブラッド」(公開中)

第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、アカデミー賞国際長編映画賞にもノミネートされた「レ・ミゼラブル」の脚本を手掛けたジョルダーノ・ジェデルリーニ>監督作。深夜の地下鉄、銃で撃たれた若い男の飛び込み事件から物語は始まる。すんでところで急停車した車両を運転していたのは驚くべきことに若者の父親レオだった。銃で撃たれた傷によって息子を失ったレオは、警察の目を欺きながら、たった一人で危険な真相へと近づいていく。

【作品情報】

マッドマックス:フュリオサ
2024年5月31日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.
Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.

FARANG/ファラン
2024年5月31日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給:クロックワークス
© 2022 Same Player - WTFilms - Studiocanal - France 2 Cinema - The Ink Connection - Two Suns Productions

ティアーズ・オブ・ブラッド
2024年5月17日新宿バルト9 ほか 全国ロードショー
配給:クロックワークス
© Frakas Productions - Noodles Production - Fasten Films - Entre la vida y la murte, Aie - Eyeworks films & TV drama - Le Pacte - RTBF – FWB

© 合同会社シングルライン