シャマラン家の新鋭イシャナが『ザ・ウォッチャーズ』で監督デビュー

これまでにない斬新な設定で描く“覗き見”リアリティーホラー映画『ザ・ウォッチャーズ』が6月21日(金)から公開になる。本作の脚本と監督を務めるのは、M・ナイト・シャマランの愛娘イシャナ・ナイト・シャマランだ。

イシャナは以前から映画づくりを志し、父の作品にもスタッフとして参加。着実にスキルを身につけてきた注目の才能だ。

本作の舞台は地図に載っていない森。主人公のミナは森の中で迷い、ある部屋に辿りつく。そこはガラス貼りの不思議な空間で、毎晩“謎の何か”がこの部屋を監視しているという。ミナは部屋で出会った見知らぬ3人の男女と共に部屋で過ごすことになるが、次第にこの空間で想像を絶する体験をすることになる。

人工的だが魅力的な舞台設定、最後の最後になるまでわからない、しかしクライマックスには驚く“謎”の存在、一筋縄では行かない物語運び、観客が油断したスキを狙って飛び出す恐怖描写、クセのある登場人物たち、そして謎がすべて解けてもまた観たくなる面白さ。

これらの要素すべてが『ザ・ウォッチャーズ』には盛り込まれており、その要素は父M・ナイトがこれまでのキャリアで描き、磨きをかけてきたものだ。

さらに本作には、彼女のオリジナルのセンスも発揮されている。

本作の撮影を手がけるのは『LAMB/ラム』のイーライ・アレンソン、音楽を『死霊館のシスター』のアベル・コジェニオウスキが担当するなど、父の作品には関わったことのない“イシャナの選択によるチーム”が集い、スクリーンに映える。深みのある洗練された映像が披露される。

『ザ・ウォッチャーズ』は、映画ファンが信頼を寄せるシャマラン家から登場した新たな才能のデビュー作だ。我々の期待以上の驚き・恐怖と、未体験のドラマを味わえると考えて間違いない。

『ザ・ウォッチャーズ』
6月21日(金)公開
公式サイト:http://thewatchers.jp

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