青森の漁業の未来を盛り上げたい! 若手漁業者たちが「あおもりウォーズ」を設立 水産品のPRなどに取り組む

明るい漁業の未来を切り開こうと、青森県内の若手漁業者たちが立ち上がりました。その名も「あおおりウォーズ」です。

法人の設立を報告するために青森県庁を訪れた「あおもりウォーズ」のメンバーたち。代表を務める中田創さんたちは4月に、漁獲量の減少や後継者不足など厳しい状況にある青森の漁業を盛り上げようと、社団法人を立ち上げました。

中田さんたちメンバーは2月、宮下知事との県民対話集会に参加。それが「あおもりウォーズ」の名称が生まれるきっかけになったということです。

「あおもりウォーズ」では今後、「こども食堂」への食材提供や県産水産品のPR、消費拡大などに取り組んでいきます。

【あおもりウォーズ 中田創代表理事】
「どんどん毎年のように水揚げが減っていく中で、魚の数が減るということは魚の価値を上げていかないといけないということで、皆さんと一緒に『あおもりウォーズ』、ひいては青森県の水産業を盛り上げていきたいと思っています」

「あおもりウォーズ」は、6月26日に中泊町のこどまり保育園で園児たちに紙芝居を使って漁師の仕事を紹介することにしています。

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