MINMI、新曲「Tsuki」配信リリース オリジナル・アルバム初期3タイトルのデラックス・エディション発売も

シンガー・ソングライター“MINMI”が、美術家・長坂真護(ながさか まご)の作品から生まれた楽曲「Tsuki」を5月23日(木)の満月に合わせてリリース。

東京・上野の森美術館にて開催された、長坂真護の個展で代表作とも言われる「月」の作品を見たMINMI。長坂のストーリーと想い・活動に感銘を受け、その夜ピアノを弾き、その日に降りてきたインスピレーションによって溢れてきたメロディと言葉が「Tsuki」という曲になりました。ヴァイオリンとピアノだけのシンプルなアレンジ、MINMIの礎となっているクラシック音楽とポップスが織り混ざった様な独創的で美しい楽曲、後に聞いた長坂も大変気に入り、自身出演のNHK BS1 ドキュメンタリー番組『“ザ ・ ヒューマン~アートの力でスラムを救え!美術家 長坂真護~”』のエンディング曲にも起用されています。

なお、ジャケット写真には、MINMIが最も感銘を受けた長坂の作品「FULL MOON」を使用。作詞作曲したのはMINMIですが、インスピレーションやストーリーは長坂から得たこと、スラム撲滅活動に参加したい意思から、この曲の権利を長坂に半分渡しガーナ・スラム撲滅支援活動としてMINMIも応援。

さらに、5月25日(土)には、本楽曲のミュージック・ビデオも公開されます。本MVは、アフリカ・ガーナの廃棄物を使い作品を生み出し、収益でガーナのスラム撲滅を目指している長坂から、「アートと音楽の力でスラムを撲滅しよう!」という想いから、ガーナで年に1度だけ開催されるムーンフェスで撮影をしようと提案したことがきっかけとなり、クラウドファンディングで撮影資金を募り撮影されました。言語を超え、国境を超え、音楽とアートの力でスラム撲滅のムーブメントをより大きくする足がけになるよう、ガーナのスラムの人々とMVを制作。世界中に広める事がアート+音楽での挑戦。スラムの現状、世界のゴミ問題、格差、そしてアートで世界を変える活動を伝えるメッセージソングとしてセンセーショナルな映像になった貴重なMVとなっています。是非チェックしていただきたいところです。

また、7月3日(水)には、MINMIがビクター在籍時代にリリースしたオリジナル・アルバム3タイトルを“デラックス・エディション”としてリリース。『Miracle』(2003)、『imagine』(2004)、『Natural』(2006)の初期名盤3タイトルが貴重なボーナス音源&映像付きでリイシューされます。全曲最新デジタルリマスタリングを施し、アルバム本編は高音質UHQCD化。各作品に、同時期に発売された未収録シングル、別ヴァージョン、インスト(オリジナルカラオケ)等をボーナスCDとして網羅。さらに、当時DVDとしてリリースされた映像(MV集、ライヴ映像2作品)もそれぞれBlu-ray化して特別に付属。ライナーノーツにはMINMI最新ロングインタビューも掲載した超豪華盤。TV放送から20周年を迎えて再注目されているアニメ『サムライチャンプルー』EDテーマ・挿入歌としてNujabesと共作された「四季ノ唄」「Who’s Theme」の2曲もリマスター音源で収録されます。

そしてMINMIは、コロナ禍を経て約6年ぶりとなるコンサート・ツアー〈MINMI Live Tour 2024 “The Songs of Freedom”~自由への旋律~ 序章 翼〉も7月6日(土)から全国4会場で開催します。詳細は特設ページをご確認ください。

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