ファン・ジョンミンとチョン・ウソンが対峙する 『ソウルの春』予告編&ポスター公開

8月23日に公開される韓国映画『ソウルの春』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

本作は、「粛軍クーデター」「12.12 軍事反乱」などとも言われる韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件を基に、一部フィクションを交えながら描いたアクションドラマ。韓国で公開されるやいなや、『パラサイト 半地下の家族』などを上回る1300万人以上の観客動員を記録した。

監督を務めたのは、ノワールアクション『アシュラ』などのキム・ソンス。同作でもタッグを組んだファン・ジョンミンとチョン・ウソンが主演を務めた。

公開された予告編は、「パク大統領閣下が逝去されました」という1979年10月26日の大統領暗殺を機に、「人間という動物はだな 強い者に導かれたいと願ってる」とチョン・ドゥグァン保安司令官(ファン・ジョンミン)が実権を握り始める様子から始まる。それに対し「あの男を放置してはなりません」と警戒を強める陸軍参謀総長(イ・ソンミン)は信頼するイ・テシン(チョン・ウソン)を「君のような無欲な人に首都(ソウル)を守ってもらいたい」と説得し、首都警備司令官に任命する。しかし、チョン・ドゥグァンの野望は暴走。ついに激しい銃撃戦を皮切りにクーデターへ。「ソウルを死守せねば」と険しい表情のイ・テシン。一方チョン・ドゥグァンは高笑いを見せ、「失敗すれば反逆罪、成功すれば革命だ!」と息巻く。

あわせて公開されたポスタービジュアルには、ファン・ジョンミン演じる“独裁者の座を狙う男”チョン・ドゥグァンと、チョン・ウソン演じる“国を守ろうとした男”イ・テシンが対峙するさまが描かれている。

さらに、9時間の攻防に身を投じるイ・テシン、チョン・ドゥグァン両陣営の様子が切り取られた場面写真も公開された。

また、ムビチケカードと映画前売券付きブロマイドの発売が決定。ブロマイド写真は、ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、チョン・ヘインの全6種ランダムとなっている。
(文=リアルサウンド編集部)

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