【台風情報】明日には今年初の”台風1号”発生か?進路図の見方や対策を再確認しよう!

熱帯低気圧がゆっくりと北上中!今後の進路は?

5月23日9時に、カロリン諸島で熱帯低気圧が発生しました。
この後は、ゆっくりと西へ進み、明日24日にはミンダナオ島の東の海上で台風が発生する可能性があります。27日頃から進路が北東へ変わり、28日には沖縄の南の海上に達する予想です。
また、来週前半には日本付近に前線が通過し、全国的に雨となるでしょう。台風が発生し、日本付近に接近した場合、台風からの暖かく湿った空気が前線に流れ込み、大雨となるおそれがあります。最新の気象情報を確認してください。

台風進路図の見方を再確認!重要なポイントは?

今年初めて台風情報が発表されたため、ここで台風情報の見方について再確認しておきましょう。台風進路情報で特にポイントとなるのは、①予報円、②暴風域、③暴風警戒域、④強風域の4つです。
黄色い円は、台風の強風域を表しており、平均風速が15m/s以上の風が予想されている領域になります。その強風域のさらに中心にある赤い円は、台風の暴風域で、平均風速が25m/s以上の風が予想されています。次に、予報の部分に着目していきます。白い破線で描かれた円は台風の予報円で、台風の中心が70%の確率で入ると予想されるエリアです。また、暴風域から伸びる赤い線で囲われた領域は、暴風警戒域といって、台風の中心が予報円内に進んだ場合、暴風域に入るおそれがあります。
台風進路図の予報円を見ると、日にちが先になるほど円が大きくなります。理由としては、日にちが先になるほど、予報のばらつきが大きくなるからです。つまり、予報円が大きいと、台風がどこに進むか、まだ正確には分からないということです。なので、予報円が大きいからといって、台風が大きくなるという訳ではありませんので、気をつけてくださいね。

台風や大雨が多発するシーズンを前に対策をいま一度チェック

これから台風や大雨が多発しやすい時期となります。この週末は台風の対策をいま一度見直してみましょう。非常用持ち出し袋は、非常食の賞味期限が切れていることもありますので、台風接近を前に確認してみてください。
余裕があれば、防災コラム一覧を一読しておくとよいでしょう!

また、ハザードマップもチェックしてみましょう。地図をもとに、避難所まで山や川を避ける道のりを選択するなど確認をおすすめします。余力があれば、お住いの地域だけではなく、職場や学校の周辺にも避難できる場所があるのか確かめてみましょう。

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