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スペイン1部レアル・マドリードがトルコ代表MFアルダ・ギュレル(19)にオファーを拒否している。
今季加入した「トルコの神童」は負傷のために大きく出遅れていた中、Rマドリードは来季に他クラブへレンタルに出すプランを検討し、イタリア1部ACミランなど欧州ビッグクラブが興味を示していると報じられていた。しかしスペインメディア「FICHAJES」は「Rマドリードは、トルコ人のMFに合計10クラブから届いたオファーをすべて拒否している」と伝えた。
ギュレルはトルコ代表として史上最年少得点を記録するなど、欧州でも注目の存在。そんな中、今シーズン終盤の直近5試合(先発4試合)で5得点をマークしたことでRマドリードは来季も戦力としてチームに残留させる方針のようだ。同メディアは「ダイヤモンドの原石は最後の段階で自分の正しさを証明した。Rマドリードにとって興味深い人材になった」と指摘していた。
ギュレルは久保と同じ左利きで主に右サイドを務めている。Rマドリードではかねて同1部レアル・ソシエダードに放出した日本代表MF久保建英(22)の復帰プランも検討されていたが、ギュレルの残留が確実とみられる中〝日本の至宝〟が古巣に出戻る可能性は限りなく低くなったといえそうだ。