JR山陰本線一部復旧へ 長門市~人丸駅間、滝部~小串駅間は6月22日運転再開 通学時間帯を中心に運行

山陰本線の気動車

2023年6月末の大雨により被害を受けた山陰本線長門市~小串駅間について、JR西日本は23日、特に被害の大きい粟野川橋りょう以外の区間で列車運転再開の見通しが立ったと発表しました。

これにより、長門市~人丸駅間および滝部~小串駅間は2024年6月22日(土)始発列車から運転再開。通学時間帯を中心に列車を運行するということです。

6月7日(金)からは運転士の訓練や設備の機能確認などを目的とした試運転も始まります。現在、長門市~小串駅間で運行中の代行バスは、時間や運転区間を一部変更したうえで引き続き運行するということです。

粟野川橋りょうを含む人丸~滝部駅間の復旧については、着工後1年半ほどの工期が必要と見込まれています。着工には各種協議届出のほか、設計などの準備が必要です。

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