東映が損害賠償も視野 仮面ライダーのマスクを無断複製、販売した容疑者逮捕

東映

映画会社の東映は23日、仮面ライダーシリーズの等身大マスクを無断で複製し、インターネットのオークションサイトで販売した容疑者が、著作権違反容疑で逮捕されたことを明かした。

東映は公式ホームページに「『仮面ライダーシリーズ』等身大マスクの無断複製について」というタイトルで、次のような文章を掲載した。

「2024年5月22日、東映株式会社は、当社及び石森プロが権利を有する『仮面ライダーシリーズ』の等身大マスクを無断で複製し、インターネットオークションサイト等にて販売していた人物が著作権違反の疑いで築地警察署により逮捕されたことをご報告いたします」

そのうえで「当社では、このような権利侵害行為に対しては刑事、民事を問わず厳正に対処を行うと共に、今後も『仮面ライダー』を始めとする当社のすべての権利保護を強化し、ユーザーの皆様に魅力的な作品をお届けできるよう努めてまいります。引き続き、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます」と、権利侵害に対して厳しく対処すると宣言した。

「刑事、民事を問わず厳正に対処」と記しているだけに、今後は民事訴訟で損害賠償を求めての提訴も視野に入れているようだ。

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