マッケンナ監督、イプスウィッチ退団へ ブライトンやチェルシーが注目のLMA年間最優秀監督

写真:マッケンナ監督が退団へと近付いている ©Getty Images

イプスウィッチを率いるキーラン・マッケンナ監督が、同クラブを離れる見込みだ。イギリスメディア『BBC』が伝えている。

プレミアリーグのすべての日程が消化され、ブライトンを率いるロベルト・デ ゼルビ監督が退任し、チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が解任されるなど、各クラブの人事に動きが見られるようになった。こうした状況のなか、プレミアリーグ昇格を果たしたイプスウィッチも騒がしくなっている。

マッケンナ監督は、マンチェスター・ユナイテッドでジョゼ・モウリーニョ氏やオーレ・グンナー・スールシャール氏らといった監督のもとでアシスタントコーチを務めた。その後、2021年12月から当時リーグ1に所属していたイプスウィッチの監督に就任。昨シーズンはリーグ1(3部)を2位で終えてチャンピオンシップ(2部)昇格を果たした。

さらに、今シーズンは同クラブをチャンピオンシップ2位に導いてプレミアリーグ昇格を果たし、チャンピオンシップの年間最優秀監督に選ばれたほか、監督たちの投票によって選ばれるリーグ監督協会(LMA)の年間最優秀監督にも選ばれた実力者である。

マッケンナ監督は、ブライトンやチェルシーから感心を寄せられているとされており、同監督はクラブが提示する新契約を断る可能性が高いという。また『BBC』によると、現在チェルシーが同監督の招へいにおいてブライトンよりも有利な立ち位置にいるという。

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