サツマイモ「大きくな~れ」 水沢競馬場・園児が苗植え

サツマイモの苗を植えるときわ保育園の年長児

 県競馬組合は22日、奥州市の水沢競馬場に同市水沢東大通りのときわ保育園(高橋由佳子園長、園児97人)の年長児を招いてサツマイモの苗植え体験会を開いた。園児たちは秋の収穫を楽しみに、青空の下で作業に取り組んだ。

 同競馬場では2018年から奥州愛馬の会、県調騎会騎手部会、水沢競馬場に希望の花を咲かせる会の後援を受け、内馬場内に設けられた1・2アールの畑でサツマイモの苗植えと収穫を行っている。

 作業に参加した園児17人は、同組合職員らに教わりながら「紅はるか」の苗200本を定植。マルチの掛かった畝にしっかりと植え込み「大きくなーれ」と声をそろえた。同部会の山本聡哉会長ら騎手6人も苗を手渡したり、優しく声を掛けたりして園児を見守った。

© 岩手日日新聞社